今更だけど映画ララランド見て泣いた、でもモヤモヤ
先週末に嫁さんと映画ララランドを見に行きました。ミュージカル映画と言う事なのでどんなもんかとちょっぴり期待して見に行きました。
自分はミュージカル映画は好きで、嫁さんのフェイヴァリットムーヴィーのサウンドオブミュージックは普通に凄いと思います。ドレミの歌が日本語版とかなり違うのも面白い所だけど、ミュージカルムーヴィーの良い所は見ていて必要以上にハッピーな気分になるところかとかってに思ってます。
ノリノリ感あふれるオープニング
オープニングは思いっきり爽快ミュージカル感が出まくってました。
出だしからノリノリ!!歌にダンスにと見ているだけで楽しさMAX!
海外ドラマのグリーを見るかの如く明るく楽しいオープニングだったのでラストがどんなものか分かりませんでした。
主人公のセバスチャンことセブの車がメチャレトロだったので「この人は違う次元にいるのかな」って思ってましたね。ミアはプリウスだったんで。
ジャスってこんなにカッコいいんだ!
私事ですが、私昔、クラシックギターを習ってましてその時に師事いた先生がちょっと変わったお方で実は、ジャズピアニストの方でした。
もちろんギターの腕前も一流であのイエペスのお弟子さんとも深いつながりがありました。
何度も先生のジャズライブを体験しては見たもののジャズミュージシャンが言う即興の意味がしっくり来なかった事を覚えています。
先生はフリージャズはキーを決めるだけ、楽譜は無いって言ってました。
そしてこれがジャズの醍醐味と。
即興で好き勝手に演奏して何が楽しいのか、、、あの頃の自分には全く理解できませんでした。
そんな即興のような雑な演奏より、1曲が3曲にも聞こえるバッハの対位法の方が自分の中では興味がありました。
でもこの映画の中でジャズに拘るセブが語った熱いジャズへの思い。。。
ビシッとマッチできました。そしてやっとジャズの良さがわかりました。
ジャズとは音楽以上の物だったんだと。。。。
二人の華麗なダンス
この映画で誰もが思うのは主人公の二人の息があった見事なダンスじゃないでしょうか。二人の歌よりもダンスと演奏が印象に残りましたね。
ロマンティックな夜景をバックに、嫌いなふりをしながらも気持ちを近づけようとする二人が繰り出すダンスには運命的な繋がりを二人に感じました。でも。。。。
見てて涙がちょちょぎれたオーディションパート
なぜかわかりませんが、ミアの最後のオーディションのシーンで若くし号泣してしまいました。
あの切なそうなミアの表情。あの大きな瞳訴える切ない思い出に私は完全にノックアウト。。。
拭いても吹いてもあふれ出る涙。。。年のせいでしょうか。。。
後日嫁さんに、「俺このパートで号泣してたんだよ」っていったら
「なんでこんな場面でなくの?」ってフツーに言われました。
共感を求めた自分がアホでした。。。
切なすぎるエンディング
これだけディープな所いや、ソウルなところで繋がっていた二人の最後が、、、、
あり得ないだろー!の一言でした!
お互い夢を達成することは出来たものの本当に求めている物は手にすることは出来なかった。
切なすぎだろーの一言でした。そう今思えばあの「セブン」を見た時に近い感じですね。
まだ見ていない方の為に、ポイントとなるところは伏せましたが、個人的な感想としては「切ない」の一言です
覚悟して身に行く事をお勧めします。